〈激安い!いね!アース〉【陸海空】地球征服するなんて【モンゴル編】を見てモンゴルを旅したくなった女性の方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は、聞きたくてもちょっと聞きづらい・・・・女性ならではの心配ごとを紹介します。
〇日焼け
涼しくて快適でも、日差しは半端でなく強いのがモンゴルの夏。日焼け止めは必須。かなりブロック効果の強いもので、紫外線をしっかりガードしましょう。
また外出の際は必ず帽子、できればつばが広めのものをかぶってください。日射病対策にもなります。
草原には日陰がなく、空気の乾燥もすごいので、必ず保湿効果の高いクリームや美容液を持参して毎晩ケアをしてください。リップクリームも忘れずに。
特に乗馬トレッキングの際は注意です。短時間でも油断すると、真っ赤になりヒリヒリと肌がやけど状態になってしまう。首、腕なども日焼けしたくない人は、暑さは我慢して長袖のシャツかタオルで防御してください。
〇洗顔
水道のない郊外や地方では日本のような完璧な洗顔はなかなか難しい。汗はそれほどかかないにしても、日焼け止めを使うし砂ぼこりも多い。そんなときに役に立つのが、大判のウエットティッシュ。クレンジング効果のあるタイプもあり、シャワーに入れない状況下では体も拭けて便利。携帯用にバッグに入れておけば、バスや車での移動中でも使用でき重宝。拭くだけでも気分がスッキリします。
〇トイレ
草原の旅では、大自然の中で用を足すことが少なくない。地方でも定住している家屋には掘っ立て小屋のトイレがあるが、遊牧民のゲルにはトイレがないのが普通。慣れてしまえばくせになる?「青空トイレ」だが、初めは見渡す限りの平地のどこで?ととまどう人も多いはず。
まず、どこへいくときもトイレットペーパー(もちろん水溶性)を持参することです。地形が低くなっていたり、くぼ地や木陰など見えにくい場所へ行ってしゃがみましょう。後ろが無防備になるのが不安という人は、ロングスカートでカバーするのも手です。現地女性に聞くと、民族衣装のデールを羽織っておしりを隠すこともあるそうです。使用後のトイレットペーパーは飛ばずに土に返るように上から土をかぶせましょう。
町歩きのときもトイレを探すのはひと苦労です。急ぎのときはホテルや大学が確実です。モンゴル国立大学隣にできたモンゴル日本センターのトイレはきれいで快適です。
〇生理用品
生理用品は、ウランバートルなら売店やスーパーなどどこでも買える。外国人がよく利用するスーパーなどでは韓国製など品質の良いものも手に入るので、地方に出る前にぜひ準備を。
使用後のナプキン類は、トイレのない場所では飛行機内に置いてある紙バックなどに入れて捨てずに持ち帰り、町やツーリストキャンプ
などで捨てるようにしましょう。
〇便秘
野菜が少ない地方の食事や慣れない気候や緊張によって、便秘に悩まされる人も少なくないです。そういった際はヨーグルト(モンゴル語ではタラグ)を食べるのが効果的です。酸味が強い場合は砂糖を入れてください。現地では寝る前に食べる(飲む)ことが多いです。モンゴルの伝統的なチーズ(ビャスラグ)を食べ過ぎると便秘になるので注意してください。
〇着替え
遊牧民のゲルに滞在する場合、プライバシーはないに等しい。現地の女性たちはデールを羽織るなどしてサッと着替えている。朝晩の着替えはともかく、下着を替えたり、体を拭いたりしたいときにはどうしよう?そういうときには遠慮なく、「着替えをしたいから、ちょっと外に出てもらえる?」と家の人にお願いし、男性たちは外へ出てもらいましょう。ゲルで滞在するときは我が家にいるようにすべきで、遠慮は無用です。
〇夜間のひとり歩き
首都ウランバートルでは市場経済になり貧富の差が拡大し治安が悪化。スリやひったくり、さらに強盗やレイプなどの凶悪な事件も近年急増している。モンゴル人でも女性ひとりでの夜間外出は避けているほど事態は深刻です。夏は日没が遅いためついつい油断しがちだが、日暮れ以降のひとり歩きは厳禁です。昼間でも人通りの少ない場所はひとりで歩かないことです。
また地方では夜は文字通り真っ暗闇。ひとりでの外出は絶対しないこと。道に迷う危険もあるし、危険は犬や狼だけではありません。
〇その他
モンゴル人は概して感情表現がストレート。友人の間柄でも肩を組んだり、スキンシップの度合いが日本人よりかなり高いといえます。フレンドリーでうれしいと思う人もいれば、なれなれしいと不快に感じる人もいると思います。
よくも悪くも大らかで、自由なモンゴル人男性が、あなたに迫ってくる可能性もないとはいえません。嫌な場合は、はっきりと強い態度で意思表示をしてください。「ボリ!」(やめなさい)と恫喝し、日本語でもいいのでとにかく怒りを伝えることが大事です。
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