}); 安心度アップの上手な食べ方(牛肉)|すごく真面目なブログ

2018年7月7日土曜日

安心度アップの上手な食べ方(牛肉)

安心度アップの上手な食べ方(牛肉)                  



肉類での主な不安物質は、抗菌性物質(合成抗菌剤、抗菌物質)、肉を軟らかくする女性ホルモン剤、有機塩素系農薬、ダイオキシンです。

食肉には、パッケージに生産地、部位、用途などが書かれていて、ずいぶん選びやすくなりました。

これからは、こうした表示を、どううまく使いこなすかが大切です。



①和牛肉

和牛は、黒毛和牛、褐色和牛、日本短角牛、無角和牛の4種類です。

もともと食肉専用に飼育され、品質も良く、抗菌性物質や女性ホルモン剤などの不安が少ないので安心です。



②国産牛肉

国産牛は、ホルスタインなど乳牛種のオスを去勢し、食肉用にしたものなどです。

肉を軟らかくする女性ホルモン剤や、抗菌性物質の不安があります。

「○○県産牛」など産地名がついていても、「和牛」と表示していないかぎり、ほとんどが国産牛です。

また、外国で生まれ育った牛でも、生きたまま輸入して肉処理すれば、「国産牛」の扱いになってしまいます。


③輸入牛肉

アメリカ産、カナダ産は、穀物肥育牛肉と草肥育牛肉の二つに分けられます。脂肪は色が白いのが特徴で、焼肉に適しています。オーストラリア産、ニュージーランド産は、牧草肥育で、脂肪の色が黄色なのがその特徴です。風味はやや劣るようですが、煮込みなどにいいでしょう。輸入牛肉は国産牛にくらべ、抗菌性物質などの心配があります。      

〇ひと手間で安全アップの秘訣


簡単な下ごしらえで、心配な汚染物質をかなり取り除くことができます。

まずうまく産地表示などを活用して選んだ上で、安全のためには、次の下ごしらえをぜひ試してください。

・脂身は不安物質がたまりやすいので除く。

・薄切り肉は、広げて湯通し。脂肪とともに汚染物質が溶け出します。

・汚染物質が引き出されるので、なるべく下味をつける。


・アクと一緒に農薬や女性ホルモン剤が出るので、料理のアク取りは丁寧に行う。

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