}); 【必読】金魚の飼育方法|すごく真面目なブログ

2018年7月10日火曜日

【必読】金魚の飼育方法

こういう疑問に答えたことがあります。

金魚飼育初心者です。井戸水の使用について教えてください。我が家の井戸水はpHが4.8です。水道水の基準が5.8以上8.6以下ですから、弱酸性と思われます。水道水でカルキ抜きをしたほうがよいのか教えてください。




【pHが低い井戸水】
結論から言いますと、pH=4.8の井戸水は使用しないでください。

理由①
pHとは水の酸度ですが、水が酸性か、アルカリ性か、中性かを現す記号です。金魚が好む水の性質は、ほぼ中性でpH=7.0もしくはpH=6.8PHの弱酸性~、弱アルカリ性のpH=7.2です。

どちらにしてもほぼ中性の水が金魚に向いています。水道水が丁度中性なので特に問題はありません。しかし水の水質が悪化すると段々と酸性に偏って行きます。この時に急激に水換えをするとpHが一気に変ってしまい、金魚が「pHショック」というストレスを受けてしまい、弱ってしまう事があります。

理由②
pHが低い場合、微量金属成分が水に溶けやすくなり、金魚に悪影響を及ぼします。
pHが中性(pH=7程度の水)を使用することをお勧めします。


【水の入れ替え】

結論から言いますと、水の入れ替えは初心者でもどなたでも、水道水を放置して行うカルキ抜きがいいと思います。

理由は、

・薬品(ハイポ:チオ硫酸ナトリウム)は調節が難しい
・水温も大事



【水道水のカルキ抜き】

水道水には、消毒のために塩素が注入されており、魚などの水中生物に悪影響を及ぼすことがあります。水道水で魚などを飼育する場合は、残留塩素を除去する必要があります。

残留塩素による魚の致死量
金魚:0.15~0.30mg/L



〇注意点

このような事例があります。

〇カルキ抜き用の薬を4粒いれた水道水を使ったら、その3日後に金魚が白く変色して死んでしまった。

〇残留塩素を除去するためには、1日置くか、薬(ハイポ)を1粒入れるだけで十分です。

※1日置く場合:光のある場所に置いてください。

※光がある(特に日光)ほど、残留塩素の消失は速いです。日なたに放置した水の残留塩素は1日以内になくなります。

※暗所では1週間程度は残留塩素が残る場合がありますので、注意してください。


〇ハイポの適正量:40Lの水槽にハイポ3粒

金魚の水槽では、調節が結構難しいです。


【水温】

水槽の水温は、水を取り替える前の水温と同じくらい(やや高めの方が良い)にすることも、金魚にとって重要です。
金魚には、人間の何倍もの水温変化に感じ、場合によってはショック死してしまいます。


自分のブログにヌマエビの飼育方法を載せてありますので、よろしかったら見てください。



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